PHP - BASIC - 6. PHPの分岐構造 - 2. if - else

if 文には条件が成立しなかった場合の処理として else 句を定義することもできます。次のプログラムは変数 $dice のデータが 4 以上の場合には "Win" と出力し、そうでない場合には "Lose" を出力するものです。次のプログラム( choice2.php )を作成してみましょう。

<?php
$dice = 3;

if ($dice >= 4) {
  echo "Win";
} else {
  echo "Lose";
}

else 句は if 文の条件式が成立しなかった場合に実行されます。 else 句は次のように if 文の後に定義します。

if (条件式) {
  // 条件が成立した場合に実行する処理
} else {
  // 条件が成立しなかった場合に実行する処理
}

それでは作成したプログラムを実行してみましょう。ターミナルから次のように実行します。

$ php choice2.php
Lose

変数 $dice には 3 が代入されているため、 if 文の条件式は成立せず else 句が実行されているのがわかります。

まとめ

  • if 文には else を組み合わせることができる
  • if 文の条件式 () が成立する場合、直後の処理ブロック {} が実行される
  • if 文の条件式 () が成立しない場合、 else の処理ブロック {} が実行される