PHP - BASIC - 7. PHPの連想配列 - 1. 連想配列
連想配列は配列の一種で、要素番号の代わりにキー(文字列)を使って値を管理します。テキストエディタを開いて次のプログラム( a_array1.php
)を作成してみましょう。
<?php
$student = ["name" => "Andy", "age" => 20];
echo $student["name"] . PHP_EOL;
echo $student["age"] . PHP_EOL;
まずは作成したプログラムを実行してみましょう。ターミナルから次のように実行します。
$ php a_array1.php
Andy
20
連想配列 $student
に対して "name"
というキーを指定することで "Andy"
、 "age"
というキーを指定することで 20
が出力されているのがわかります。
連想配列の定義
連想配列も通常の配列(添字配列)と同じように []
リテラルを使って定義します。これまでに学習してきたとおり、通常の配列(添字配列)は以下のように定義しました。
$names = ["Andy", "Betty", "Carorl"];
添字配列の場合は要素の先頭から順番に要素番号が割り振られます。このとき要素番号は 0
から順番に割り振られます。たとえば echo $names[1];
と実行すると "Betty"
が出力されます。
一方で連想配列は要素番号の代わりにキー(文字列)を使うので、配列の作り方が少々異なります。
$student = ["name" => "Andy", "age" => 20];
上記のプログラムでは "name"
と "age"
という2つのキーに対して、それぞれ "Andy"
、 20
という値を関連付けています。連想配列ではキーと関連付くデータのことを値(Value:バリュー)と呼びます。連想配列におけるキーと値の関連付けはダブルアロー演算子 =>
を使います。
$連想配列 = [キー => 値, キー => 値];
まとめ
- 連想配列は配列の一種
- 要素番号の代わりにキーを使って値を管理する
- キーと値の関連付けはダブルアロー演算子
=>
を使う