PHP - BASIC - 4. PHPの配列 - 2. 要素番号の指定
PHPの配列の要素番号は 0
から割り振られることを学びました。それでは存在しない要素番号にアクセスするとどうなるのでしょうか。次のプログラム( array2.php
)を作成してみましょう。
<?php
$names = ["Andy", "Betty", "Carol"];
echo $names[3];
上記のプログラムでは配列に存在しない要素番号である 3
を指定しています。このような誤った指定をするとどうなるのでしょうか。作成したプログラムを実行してみましょう。ターミナルから次のように実行します。
$ php array2.php
PHP Notice: Undefined offset: 3 in /home/ec2-user/environment/array2.php on line 4
プログラムを実行すると Notice: Undefined offset: 3 in /home/ec2-user/environment/array2.php on line 4
と注意メッセージが表示されます。メッセージの Undefined offset: 3
という内容から「定義されていない要素番号3」にアクセスしていると読み取れます。
PHPのエラーメッセージには Error
(エラー)、 Warning
(警告)、 Notice
(注意)と様々な種類があります。ここでは先頭に Notice
と出力されていますので、注意を意味したメッセージだということがわかります。
もしメッセージが表示されない場合は
php.ini
ファイルを正しく配置しているか確認してください。php.ini
ファイルが存在しない場合はエラーメッセージが表示されないことがあります。
まとめ
- 配列を構成する一つひとつのデータを要素と呼ぶ
- 要素番号は
0
から順に割り振られる - 存在しない要素番号を指定すると
Notice
(注意)メッセージが出力される