PHP - BASIC - 11. PHPのファイルシステムを扱う関数 - 3. file_get_contents関数

file_get_contents 関数はファイルの内容を読み込む関数です。次のプログラム( fs2.php )を作成してみましょう。

<?php
$file = "hello.txt";
$str = file_get_contents($file);
echo $str;

file_get_contents 関数は引数に、読み込み対象となるファイル名を指定します。上記の場合は引数に $file を指定しているので、 $file に代入されているデータである hello.txt という名前のファイルを読み込み、ファイルの内容を戻り値として返却します。またここでは戻り値を受け取るために $str 変数を用意しています。

それからプログラムを実行する前に hello.txt ファイルに以下の内容が保存されているものとします。

Hello PHP
Hello Programming

それでは作成したプログラムを実行してみましょう。ターミナルから次のように実行します。

$ php fs2.php
Hello PHP
Hello Programming

実行結果から hello.txt ファイルの内容を読み込んで処理できているのがわかります。

まとめ

  • file_get_contents - ファイルの内容を全て文字列に読み込む
  • 引数
    • 読み込み対象となるファイル名
  • 戻り値
    • 文字列(ファイルの内容)
    • ただし、読み込みに失敗した場合は false