PHP - BASIC - 2. PHPの変数 - 3. 大文字小文字の取り扱い
変数名は大文字小文字は区別します。次のプログラム( var4.php
)を見てみましょう。
<?php
$name = "Andy";
$Name = "Betty";
$NAME = "Carol";
echo $name; # => Andy
echo $Name; # => Betty
echo $NAME; # => Carol
ここでは $name
、 $Name
、 $NAME
という3つの変数を定義していますが、それぞれ異なる変数として利用できます。
それでは変数名の大文字小文字はどのように使い分けるべきでしょうか。多くのプログラミング言語には推奨する名前の付け方(命名規則)が存在します。たとえば First name
という名前の変数を定義する場合、C言語やJava言語だと firstName
、Ruby言語だと first_name
のように定義します。
前者の命名規則を
Camel Case
、後者の命名規則をSnake Case
などと呼びます。Camel(らくだ)
やSnake(へび)
という意味です。
それではPHPの変数の命名規則はどちらを使うのかというと、変数名の大文字小文字の扱い方について厳密なルールはありません。開発するアプリケーションの中で統一した書き方を意識していくと良いでしょう。
まとめ
- 変数名はアルファベットの大文字小文字を区別する
- 変数名には小文字を使うことが一般的
- 変数名に2つ以上の単語を組み合わせる場合はキャメルケース、スネークケースといった表記法がある